私たち夫婦がダブル育休を取りたい理由3つ【職場などの周りの反応も紹介】

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私たち夫婦は、夫婦で同時に育休を取得する「ダブル育休」の取得を予定しています。

今回の記事では、私たち夫婦がダブル育休を取得したい理由や、ダブル育休を取得する上での不安を記事にしたいと思います。

併せて、ダブル育休を取得することを周りに伝えた時の反応についてもご紹介します。

この記事はこんな方におすすめ

  • ダブル育休について詳しく知りたい人
  • ダブル育休を取ろうか悩んでいる人
  • ダブル育休を取る上で周りの反応が気になる人

  • 私たちが取りたいダブル育休とは

    夫婦ダブル育休といってもいろんな取り方があります。

    1. 妻は子供が1歳になるまで取得し、夫は産後5日間~2週間ほど取る。
    2. 妻は子供が6か月になるまで取得して仕事復帰し、夫にバトンタッチする。
    3. 夫婦2人で子供が1歳になるまで取得する。

    私たちが取りたいのは、例③に挙げた「夫婦2人で同時期に長期の育休を取る」ことです。

    ダブル育休を取りたい理由

    なぜ私たち夫婦がダブル育休を取りたいのか、理由は3つあります。

    初めての育児で不安

    今度産まれる子は私たちにとって第一子。母となる私も初めての育児なため、不安でいっぱいです。

    周りでも、産休・育休中に強い孤独感を感じたり、ストレスで子供がかわいく思えなくなったりしたという話を聞きました。

    そんな話を聞いて、「私はちゃんと子育てができるのかな?」という不安が募りました。

    もし、子育て中に悩んだり大きなストレスを抱えたりしても、共有してくれる人がいればかなり楽になるのではないでしょうか。

    そんな気持ちから、夫婦2人で同時育休を取得することを考え始めました。

    家族での貴重な時間を大切にしたい

    産まれたばかりの小さな子供は一瞬で大きくなります。

    毎日の小さな成長を夫婦で見守っていけたら、きっと人生の中で最も充実した素敵な1年になるはずです。

    しかも、お互いが働いている以上、2人そろって長期間一緒にいられることなんて老後までありません。

    子供が生まれたら1年間は仕事から離れて家族で一緒にいたいと思うようになりました。

    男性長期育休の前例が増えてほしい

    夫の会社では、男性長期育休の前例が1件あります。その方は、夫の同期社員で2年ほど前に半年間の育休を取得しました。

    今回、夫が長期育休を取ろうと思ったきっかけの一つに、その同期の存在があります。

    正直私も「ネットやドラマの世界じゃなくてこんなに近くに男性育休を取る人がいるんだ」とうれしくなったことを覚えています。

    実際、夫が育休を申請した際にも驚かれたり圧力をかけられたりすることは一切なく、すんなりと手続きが進んでいったようです。

    前例があるというのはこんなにも動きやすいのかと夫婦ともに驚きました。

    一方、妻の会社は事情が異なります。

    もちろん、女性の育休は前例がたくさんあるので、すんなりと手続きが進みました。

    一方、男性で長期間の育休を取ろうと上司に打診をした人は「できればやめてほしい」とはっきり言われたと聞きました。

    その方とは別の人ですが、短期間の育休でさえ「お前が産むわけじゃないのになんで5日間も休む必要がある?」と圧力をかけられたという話も…

    ゆずママ

    すごいハラスメント…

    まだまだ男性の育休は会社によって取りやすさが大きく異なります。

    夫の会社では、夫が男性長期育休の2例目となります。

    このことが、3例目、4例目という風に続いていき、男性育休がとりやすい雰囲気をつくりあげる一助となればいいなという淡い期待もあります。

    ダブル育休を取る上の不安2点

    ダブル育休の取得を予定していますが、正直不安もあります。

    世帯の手取りが減る

    多くの人たちは妻のみが育休を取るため、妻の手取りは少し減ってしまうものの、夫の収入はそのままです。

    一方、私たちは同時に育休を取るため、2人分の手取りが減ってしまいます。こればっかりはどうしようもないので、節約をして支出を減らす努力をして1年間を乗り切ろうと思います。

    ただ、育休中は所得税・社会保険料・雇用保険料がかからないので、手取りでいえば普通に働いていた時の8割程度はもらえるようです。

    大体の額が気になる方はシミュレーターで試してみてください。

    参考 育児休業給付金シミュレーター!育休手当や期間の自動計算ツールYASUMO

    私たち夫婦は、もともと給料をすべて使い切るような生活を送っていたわけでもないので、8割あれば生活に困ることはなさそうです。

    少し、貯金や投資にまわす額が減ったり、贅沢をしていた分が減ったりしますが、1年間なので何とかなると思います。

    夫の職場に男性の長期育休へ理解があるか

    夫は、まだ上の方にしか報告をしていないようなので、同僚などがどんな反応をするのかは分かりません。

    実際、心の中ではよく思わない方もいるかもしれませんし、休むことによって仕事のしわ寄せがいってしまうかもしれません。

    休んでいる間に代わりの人員が補充されるなどの対応があれば問題はないと思いますが、これはどうなるのか分かりません。

    ダブル育休に対する周りの反応

    ここからは、私たちがダブル育休を取得することを報告した人たちのリアルな反応をご紹介します。

    夫の親

    第一にダブル育休を取得する予定だと伝えたのは夫の実家です。妊娠報告をしに行った際に、夫がさらっと「育休は長期で取るつもり」と報告しました。

    すると「あらー!いいねえ!」と好感触。実際心の中でどう思っているかはわかりませんが、報告した際には驚かれたり、反対されたりすることはありませんでした。

    ゆずママ

    ひとまず安心ですよね。

    妻の親

    一方、妻の親は反応が違いました。

    私が母に「二人で育休を取ろうと思う」と報告をした際には、「えっ!?」と本当に驚いていました。

    やはり、親の世代からすると驚くことなのかもしれません。

    「あんたはいいけど、夫くんに無理強いしたらだめだよ。やっぱり男性は休みにくいとか、周りの目とかあると思うから。」と、言われました。

    ダブル育休は2人で話し合って決めたことですが、母からすると私が夫に休むようプレッシャーをかけて休ませようとしているかのうように思えたようです。

    ゆずママ

    やっぱり親世代とは価値観が違うようです。

    夫の職場

    私が妊娠3か月頃に、妻が妊娠中で育休を考えているという話をチームのリーダーに伝えたそうです。(勝手に伝えていたので、早いのでは?とも思いましたが)

    特にマイナスな反応はなく了承してくれたようでした。

    期間としては、まだ未定だったので「半年以上を考えているがきりの良いところで復帰したい」とだけ伝えたそうです。

    後日、総務や人事の方ともお話をする機会があったそうで、育休を短く申請して伸ばすことは難しいため、長めに申請したほうが良いといわれたそうです。

    そのため、最短として考えていた6か月で申請するのではなく、4月復帰を考えて8か月で申請することになりました。

    ゆずママ

    短めに切り上げることは可能なようです。ないと思いますが…

    妻の職場

    妊娠を報告した際には、育休をどのくらいとる予定なのかを尋ねられました。「来年の8月まで1年間取る予定だが、保育園に入れなかった場合は伸びるかもしれない。」と伝えました。

    保育園の入りやすさを考えると4月復帰が一番良いので、0歳の4月に入園することも多いようですが、私はその4か月でさえ一緒にいたいと思い、0歳の4月入園に関しては触れませんでした。

    会社側からは、「1歳の途中入園は難しいかもしれないけど、2歳までなら延長できるから」と伝えられました。できれば0歳の4月に入園をトライしてほしいという話もなかったので、安心しました。

    ゆずママ

    もし早く復帰したくなったら、早めに切り上げることはできるそうです。

    ちなみに、特に報告する必要はないのですが、育休に関する雑談の中で「夫も同時期に取るんです」と何人かに話しました。

    • 「あ、そうなんだ。イマドキだね。」
    • 「2人で成長していけるからいいね。」
    • 「いいですね。」

    など、あたりさわりないような反応でした。

    社員が男性育休を取る際には咎めたり圧力をかけたりしている人も、わざわざ反対をしてくるなんてことはしませんでした。

    ゆずママ

    まあ、私の会社からすると、私の夫が休みを取ろうが取らまいがダメージは何もないですものね。

    まとめ

    今回は、私たち夫婦がダブル育休を取りたい理由や、取得希望を伝えた際の周りの反応などについてお話いたしました。

    年々、男性の育休取得率も上がり、少しずつ理解が広がっていますが、実際に取れる雰囲気があるかどうかはまだまだ会社によって差があります。

    これから、自分たちより下の世代が当たり前のように夫婦で育休が取れる社会になればいいなと思います。